事故事例89 建設業:墜落死亡事例

query_builder 2022/12/21
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こんにちは、事務担当の久保です。


当事務所は下記の期間を年末年始の休業日とさせていただきます。

2022年12月28日(水)~2023年1月4日(水)

新年は1月5日(木)より営業致します。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。


「厚生労働省の職場のあんぜんサイト」から事故事例を紹介します。(No.10612)

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【墜落防止用の手すりの解体中、手すりと共に高所から墜落



<発生状況>

ダム建設工事現場の排水管工事において、

被災者は擁壁上の手すりを撤去する作業を行っていた。


墜落制止用器具を掛けていた手すり(単管をクランプで固定、ロの字型にした囲い手すり)が

倒壊し、手すりと共に約10m下の水路に墜落し、死亡した。


本来ならば、単管の接続は直交クランプで行うべきだったが、

事故発生時は4か所のうち、1か所に自在クランプが使われており、

手すりは軽い力でも倒れる不安定な状態であった。

また、手すりの建地は擁壁に固定されていなかった。



<原因>

1. 墜落抑止器具を使用させるための取り付け設備を設け、解体作業の開始から終了までの間、

労働者の墜落の危険を防止するための措置を講じていなかった


2. 直交する単管同士(建地と下さん)の固定に用いたクランプの1つが

直交クランプではなく自在クランプであった


3. 建地と下さんの固定に自在クランプが使用されていることを関係者が把握していなかった



事故原因を追究し、同じような悲しい事故が発生しないよう、

作業者はもちろん、関係者ひとりひとりが

安心安全で作業できる環境を作っていくことが大切だと思います。


保険のご相談、いつでも承っております。

お気軽にお問い合わせください(^^)

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