事故事例83 建設業:上下水道工事の崩壊事例
こんにちは、事務担当の久保です。
当事務所は下記の期間を年末年始の休業日とさせていただきます。
2022年12月28日(水)~2023年1月4日(水)
新年は1月5日(木)より営業致します。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
「厚生労働省の職場のあんぜんサイト」から事故事例を紹介します。(No.101526)
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【道路を開削して土止め氏は支保工を設置後、掘削底に入って作業中、
土止め支保工は崩壊して2本の腹起しの間に首が挟まれ死亡】
<発生状況>
下水道の更新工事現場において、道路をドラグ・ショベルで開削し
軽量鋼矢板を打設して土止め支保工を設置した。
そのあとに被災者と同僚の2名が掘削底に入り、支保工の鋼矢板に
腹起し角パイプ、切梁を取り付けようとしてところ南側の土止め支保工が崩壊。
その結果、南側と北側の2本の腹起し角パイプの間に被災者の首が挟まれ、窒息により死亡。
<原因>
1. 作業方法を決定した下請の現場代理人(被災者)が、施工前に実施した
ボーリング調査結果に基づき策定した施工計画書の工法(鋼矢板の種類およびその打ち込み方法)通りに土止め支保工を設置しなかったこと。
2. 現場における施工方法について、元請と下請の現場代理人との間の連絡調整が
不十分で、矢板の準備状況や当日の作業予定などについて下請の現場代理人に十分に
伝わっていなかったこと
さまざまな原因が重なって発生してしまいました。
建設業だけに限らず、日常生活においても
やり方(ルール)を守ったり、報告・連絡・相談を怠らないようにして
悲しい事故が発生しないようにしましょう!
保険のご相談、いつでも承っております。
お気軽にお問い合わせください(^^)
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