事故事例80 建設業:足場からの墜落事故事例

query_builder 2022/11/30
ブログ

こんにちは、事務担当の久保です。


気が付けば、11月も今日で最後です(*_*)

明日からは12月!師走!

忙しくなるこの季節、体調を崩さないよう気を付けましょう♪


「厚生労働省の職場のあんぜんサイト」から事故事例を紹介します。(No.1012)

☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆

【手すりが外れ、足場上から墜落



<発生状況>

鉄筋コンクリート造2階建ての校舎建築工事において、足場上を通行中の作業者が

約7m下の地面に墜落。


現場に設置されていた足場は、被災者が所属する事業場とは別の業者により組み立てられた

鋼管枠組み足場であった。

建築物躯体の角の部分では、本来の鋼製床つき布枠および

手すりパイプの長さでは余ってしまうため、木製の足場板を掛け渡していた。

また手すりについても本来であれば建枠の支柱に差し込んで取り付けるべきところを

番線で結んで取り付けていた。


被災者は枠組み外部足場の最上段を歩いていたが、建物の角の部分の足場で

鋼製床付つき布枠の上に掛け渡して使われていた木製足場板の段差につまずき、

手すりに体を預けるように倒れ掛かった。

このとき、足場の建枠の支柱に番線で取り付けられていた手すりがはずれ、

足場から墜落、死亡した。


<原因>

1. 外部足場について、本来の枠組み足場の組み立て方と異なる方法で

組み立てられた部分があったこと


2. 強度等の安全性を十分に考慮することなく、安易に組み立て方を変更したこと


3. 足場設置業者および元方事業者が、足場設置後にその安全性について点検を

行っていなかったこと



事故原因を追究し、同じような悲しい事故が発生しないよう、

作業者はもちろん、関係者ひとりひとりが

安心安全で作業できる環境を作っていくことが大切だと思います。


保険のご相談、いつでも承っております。

お気軽にお問い合わせください(^^)

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