事故事例72 建設業:墜落死亡事例
こんにちは、事務担当の久保です。
今日はポッキー&プリッツの日ですね!
「厚生労働省の職場のあんぜんサイト」から墜落事例を紹介します。(No.101610)
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【高所の枝打ち作業中に搭乗設備から墜落し、死亡】
<発生状況>
移動式クレーンに取り付けた搭乗設備(高さ約10メートル)に乗って、
伐木予定のヒノキの枝打ち作業を行っていた。
休憩のために作業を中断し地上に降りるため、被災者自ら移動式クレーンを操作して
ジブの格納を開始した際、バランスを崩し搭乗設備から地上に墜落した。
被災者は病院に搬送されたが、その後死亡した。
ジブを格納する際、先端に取り付けた搭乗設備の水平機構(搭乗設備の水平を保つ機能)が
無効になっていた。
そのため、ジブの格納開始と同時に搭乗設備が大きく揺れ、
被災者の上半身が木の枝に当たり体勢を崩し、墜落したものと考えられる。
被災者は墜落制止用器具を装着していたが、フックは掛けられていなかった。
<原因>
1. 高所作業を行うための設備として、
移動式クレーンのジブ先端に取り付けた搭乗設備を使用し、
ジブ格納時に搭乗設備の水平機構を無効にしていたこと。
2. 墜落抑止用器具のフックを外していたこと。
建設業の事故原因で多いのは墜落転落事故です。
高所作業がどうしても多い建設業。
墜落抑止用器具を装着していてもフックをかけていなければ意味はありません。
ちょっと作業するだけならフックをかけなくてもいいか…と思うかもしれません。
でも、かけることで自分の命を守れます!
このような悲しい事故が少しでも減ることを願っています。
保険のご相談、いつでも承っております。
お気軽にお問い合わせください(^^)
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