事故事例㊾ 職場のあんぜんサイトより事故事例の紹介(NO.100626)
こんにちは、事務担当の久保です。
昨日は敬老の日でしたね。
敬老の日のプレゼントは娘が選んだのですが、やはり女の子ですね。
「広島ばぁばはいつもかわいいイヤリングをつけているから、このイヤリング!」
「このハンカチ、お花がきれいだから原山ばぁばにはこれ!」
「じぃじは車好きだから…この車、じぃじが乗ってたらかっこいいね!」
と、プレゼントひとつ選ぶのにも目をキラキラさせながら選んでいました(^^)
安心して会いに行ける日が早く来ますように…☆彡
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「厚生労働省の職場のあんぜんサイト」から事故事例を紹介します。
【コンクリート屋根が崩れ、下敷きになる】
<発生状況>
コンクリートスラブ屋根の改築工事において、ハツリ作業を行っていたコンクリートスラブ屋根が崩れ、転落した作業者が同時に落下したコンクリートの塊の下敷きになったものである。
被災者と同僚の2人は、コンクリートスラブ屋根の西側のうち、西北部(H鋼の梁のある付近)を電動ハンマーを使ってハツリ作業を行った。
約10分ほどで作業の目途がついたので、次に西南部(照明塔の囲いがある付近)に移動したところ、突然、被災者と同僚の足元のコンクリートスラブ屋根が崩れた。
この屋根の崩れとともに被災者と同僚が地上(約3.3m下)に転落したが、同僚は転落後すぐにその場から離れたので無事であったが、被災者は2、3秒後に落ちてきたコンクリート塊(約1t)の下敷きになった。
<原因>
1.落下したコンクリートスラブ屋根の下に敷かれていた鋼板部分(特に西側)が著しく腐食していた
2.前の解体構造物の老朽度、腐食の程度、残存危険性の予測などが不十分であったこと
3.当初の施工計画で解体工法の選択や施工方法が予測と異なり、個々の作業工程、解体手順に無理が生じていたこと。
4.解体構造物の腐食の状況に応じた屋根の崩壊を防止する措置が講じられていなかったこと
5.解体計画に基づいて、必要な作業(コンクリート工作物の解体、ハツリなどの作業)を抽出し、まとまりの作業単位ごとの安全作業計画を立てていなかったこと
6.安全な作業用の足場を設置することなく、崩壊の恐れのある作業箇所に乗ってハツリ作業を行ったこと
7.作業現場における危険箇所、危険な作業方法などについて、危険予知活動、現場の点検活動などが行われていなかったこと
8.日頃から解体工事に係わる安全な作業方法、作業の手順、作業動作等についての安全教育訓練を行っていなかったこと
あの時こうしていたら…
もっと確認しておけば…
と、たらればを言ってしまいそうになりますが、起きてしまったことはなしにはできません。
同じような事故を起こさないためにどうしたらいいかを考え、実践し、
悲しい事故が1件でも減り、
安心安全に作業できる環境が増えていくことを願っています。
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